今後永遠にDVD化の予定は無いと言われ、見たいなら上映会に

いかないと見ることが出来なかったという伝説(?)の作品が

ついにDVD化されてしまいましたよ。

内容は少女を殺害して生殖器を切り取ったり、マネキンに内臓を

詰めたり、身体障害者やホームレスを意図的にグロテスクに描いたり

その他少女愛や障害者の性や差別といった内容で、結構色々なコードに

触れそうな内容です。

ただ僕的にはそれほど琴線には触れなかったのは何故だろう?

僕は支離滅裂で無茶苦茶で理解に苦しみ全く消化できないような映画が好きなので

その観点から考えるとこの映画はとっても「ちゃんとしていた」のが原因かもしれない。

「少女を殺害して生殖器を切り取ったり」とか「マネキンに内臓を詰めたり」とか

言葉で書くと物凄い映画のように見えますが内容的にはストーリーもちゃんとあって

人物の行動も一応ちゃんと目的に沿った行動をしていて無茶苦茶な映画ではないです。

思うに、「狂った作品(映画)」と言っても、二種類あるのかなと思います。

狂った人を描いている作品(映画)と、狂った人の描いた作品(映画)。

僕ぴろぴと自身はというと、僕はとてもまともで普通な常識人であるので

狂った人を描いた作品よりも、狂った人の描いた作品の方がやっぱり

物凄く衝撃を受けます。精神障害者の描いた絵とか大好きですし。

それはとりもなおさず僕自身は全く狂ってはいないので

本当に狂った人の作り出す作品に憧れいつかその高みに到達したい

とは思うものの、僕には決して到達できない適わぬ願いだからなのでしょう。

普通の人にはどうがんばっても精神障害者の描くあの凄まじい領域には

裏技を使わない限り、どうがんばっても到達できませんよね。

この映画「追悼のざわめき」は狂った人の描いた作品では無く

どちらかと言うと狂った人を描いている作品なので

作中の人物は勿論狂ってますが、映画自体は狂ってないのですね。

僕は上記の理由から映画自体が狂ってる方が好みなので

この映画はそれほど琴線に触れなかったのかなと思うわけです。

とはいえ、イメージ的に印象に残るシーンも沢山ありました。

一つはマネキンが妊娠するシーン。

もう一つは兄(?)と性交をした少女の股から血が物凄く出てきて

少女は死んでしまい辺り一面ありえないくらいの血の海になるシーン。

この2つのシーンはとても良かったので好きです。

DVDは高いですが一度は見てみてもいいかもしれません。