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元々のフィルムは、今から十数年前

おじいさんの家の物置で遊んでいた時に偶然発見しました。

僕はおじいさんが家にあった古い映写機をどこからか

引っ張り出してきて、部屋を暗くし

僕にそのフィルムの中身を見せてくれた

時のことを今でも忘れません。

「何が映っているんだろうな?怖い映画かもしれないぞ」

おじいさんはそう言いながら、映写機に古いフィルムを

セットしてくれました。

おじいさんによると、恐らく1920年代のフィルムであろうと

いうことでしたが、何故そこにあったのか

誰がそこに置いたのか、全く分からないそうです。

随分昔のフィルムである為、ホコリまみれでフィルムの

劣化も相当激しいようでした。

タイトルは「滑油式」

タイトルだけが辛うじて分かる程度で

製作者もタイトルの意味も全て不明です。

辞書で「滑油式」を調べてみたこともありますが

そのような単語は見つかりませんでした。

おじいさんは飛行機やエンジン

又は年代から戦争を表現したフィルムだろうと

言っていましたが、僕はそうは思いませんでした。

お父さんはポルノ映画の一種だろうと言っていました。

僕は子供の頃から何度もこのフィルムを見ていますが

未だに意味は分かりません。

以上の文章は「小説」です。